(村井)

 オーガニック給食についてお伺いいたします。

 四万十町は県下でも有機農家がたくさんいらっしゃいます。
 3月議会で、町長にオーガニック給食導入の可能性について伺ったところ、四万十市でやれることなら我が町でもやれる。研究しながら、オーガニック給食実現の方向を厚みのある子育て支援へ努力していきたいという答弁を頂きました。
  

 学校給食に使われる野菜自体に一定の基準をつくってはいかがでしょうか。
 そのために、まずは生産者の方にアンケート調査を行って、どのように栽培しているのかを明らかにしてはいかがでしょうか。
 そして、自分も、
12年ほど前の窪川給食の給食建設検討委員会という、4番議員や、9番議員も携わられていた、窪川の給食センター設置についての議事録を読ませていただきました。

 その中で、自校方式にしてほしいだとか、安心・安全な食の提供をしてほしい、適温給食を徹底してほしいなど、地元の食材を積極的に取り入れ、新鮮な材料を使うことによって食育を盛んにしたいという旨が答申で出ておりました。

 その中で、自校方式に変えていくこと、すぐには難しいですが、老朽化とか、そういうタイミングで変えていくことはできないでしょうか。最後になると思います。


学校教育課長
 それでは、まず2点あったと思います。

 まず、アンケートを全農家さんにとってはどうかということでございます。この点につきましては、学校教育課といたしましては、現在、給食センターに納入しておられる農家さん、あるいはJAさんとの協議の機会がございます。
 まず、そちらのほうを進めまして、有機、オーガニックの関係を説明しながら、まずそちらのほうから、どういった考えを持っておられるか、少数ですけれども、そういったことで、まず考えたいというふうに思っております。
 

 次に、施設が老朽化したときに、今のセンター方式から自校方式に切り替えられないかということでございます。
 現在、町内の学校給食センターは全てセンター方式ということになっております。
 
 自校方式、センター方式、それぞれメリット、デメリット等あります。それらを勘案しまして、現在、センター方式を採用しておるわけでございまして、今の段階では、すぐに自校方式への切替えということは、考えておらないということが現状でございます。

 以上でございます。


(村井) 
他県では給食センターの職員が、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性が確認され、学校給食が止まったということが起こっております。そもそもセンター方式は、経済効率を最優先にしている在り方であり、1極集中のセンターからリスク分散型の自校方式へ流れていくと思われます。今後も大正地域が給食の自給率が
32.8%と、窪川、大正、十和では一番低くなっておりますので、老朽化と共にそのことも念頭に置いて考えていただきたいと思います。ありがとうございました。
 

〜〜〜〜〜〜時間切れ〜〜〜〜〜〜〜